2025年も始まり、今年の抱負として「資産形成」を掲げる人も多いのでは?
つみたてNISAが話題となってから、投資へ関心を持つ人も増えてきているでしょう。
ここ最近では、定期預金の金利が上昇傾向にあり注目されているようです。
そもそも定期預金ってなんのためにするもの?つみたてNISAとどちらをするべき?
定期預金とつみたてNISAについて比較しながら、おすすめの資産形成の方法をご紹介します。
そもそも定期預金って?

昔は金利が高く、定期預金を利用していた人が多かったようですが、徐々に金利は下がり続け、解約した人も多いでしょう。
そもそも定期預金とはどのような商品なのでしょうか。
定期預金とは、その名の通り決められた期間預入をするための口座です。
預入期間によって金利が定められたており、一般的には期間が長いほど金利は高く設定されます。
普通預金に入れておくよりも金利が高くつくため、一定期間使わないお金を預けておく場合に使うことが多いです。
2025年直近の定期預金の金利状況

2025年1月現在の定期預金の金利はこのような感じです。
定期預金金利 | ||
---|---|---|
オリックス銀行 | 1.00% | eダイレクト定期預金 |
SBI新生銀行 | 0.85% | スタートアップ円定期預金 ※新規口座開設者のみ、3ヶ月間の預入 |
ソニー銀行 | 0.80% | 円定期特別金利 |
あおぞら銀行 | 0.45% | BANK The 定期 |
メガバンク | 0.125% | 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、 みずほ銀行 |
ネット銀行のほうが比較的高い金利が設定されていますね!
つみたてNISAとの違い
定期預金とつみたてNISAは、資産形成の目的として始めることは同じであっても商品性が全く違うもの。
それぞれの特徴と違いについて比較してみましょう。
定期預金
⇨定められた期間預入をしておけば金利が約束されている(中途解約すると金利は下がる)
つみたてNISA
⇨大きな利益も期待できる反面、相場変動のリスクがある
定期預金とつみたてNISAはどちらをすべきか
それでは、定期預金とつみたてNISAはどちらをするべきなのでしょうか。
結論としては、お金の使い道によるといえます。
たとえば、以下のような使い分けがおすすめ。
つみたてNISA⇨将来的に必要なお金や今すぐ使わない余剰資金(老後資金、※生活防衛費を除く貯蓄など)
定期預金⇨決まった時期に必要となるお金(教育資金、車の購入資金など)
※生活防衛費は、一般的に給与の3〜6ヶ月分あると安心といわれています。
お金を使う目的に応じて、定期預金とつみたてNISAを使い分けしておくほうが堅実です。
もちろん、利益を見込んでつみたてNISAの他に投資などで備えることもよいでしょう。
定期預金、つみたてNISAはどちらにもデメリットはある
定期預金、つみたてNISAの特徴で説明したとおり、それぞれデメリットはあります。
定期預金であれば、決められた期間の途中で解約してしまうと金利が大きく下がることがあります。そのため、預入期間と金額は慎重に決めておきましょう。
また、つみたてNISAは相場によって利益が変動することや、売却に数日かかるため近い将来必要なお金をまわすには向いていないでしょう。
金利が高い普通預金を利用する方法も
定期預金、つみたてNISAとどちらも将来的に資産形成として取り組むにはおすすめの方法としてご紹介しました。
ただ、「すぐに使う予定のお金がある」「投資は不安」という人は、高金利の普通預金に預入するのがおすすめです。
あおぞら銀行BANK支店だと、普通預金の金利でも年0.2%と他に比べて高く設定されています!
またアプリのなかで目的別に資金を分けて管理できるのも便利でおすすめ。
あおぞら銀行BANK支店についての記事はこちら
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まとめ
今回は資産形成の方法として、最近金利が上昇中の定期預金とつみたてNISAについてご紹介しました。
それぞれの特徴を理解してうまく使い分けることが資産形成のコツ。まずは、今必要なお金について見直してみるのがよいでしょう。