欲しいものがなくても、買い物に出かける度に衝動買いをしてしまうことはよくあることです。
もともと欲しかったものではないため、衝動的に買ってしまったことで後悔した経験があるという人もいるのではないでしょうか。
今回は、そんなついついやってしまう衝動買いを抑えるためにまずするべき3つの行動についてお伝えします。
普段からよく衝動買いをしてしまうという人は、是非この記事を参考にしてみてくださいね。
衝動買いを抑えるための行動①「欲しいものリスト」を作成しておく
まず初めに衝動買いを抑えるためにしておきたいのが「欲しいものリスト」を作成することです。事前に欲しいものが把握できていると、不要なものを買うことが防げるためおすすめです。
例えば、日用品、趣味、服飾雑貨などジャンル毎に分けて欲しいものを整理しておくと、自分がいま必要としているものが明確になります。
この「見える化」がとても重要で、買い物に出かけたときでも「欲しいものリスト」にリストアップしたものだけを購入するように行動しておけば、無駄なく買い物を済ませられるでしょう。
ただ、なんでもかんでも欲しいと思ったものを「欲しいものリスト」に追加していっては意味がありません。リストアップするものの基準は「いまの自分に必要であるかどうか」といった観点で見極めるとよいでしょう。
すぐに必要でないものは「いつか欲しいもの」として別にリストアップしておけば、例えば臨時収入があったときなどのご褒美として購入してもいいかもしれませんね。
まずは「いまの自分に必要なもの」を優先的に行動するようにしましょう。
衝動買いを抑えるための行動②すぐには購入せず、本当に必要か一度よく考える
次に、欲しいと思ったものはすぐに購入するのではなく、本当に必要なものか一度冷静によく考えることを習慣にするとよいでしょう。
その場で勢い余ってものを購入してしまうと、さらに物欲が抑えられなくなってしまい、結果的に新たな衝動買いのきっかけになる可能性が高いです。
例えば、こんな経験をしたことがある人もいるでしょう。
買い物に行った際、セールで安くなっていた商品を見つけてつい衝動買いしてしまい、その勢いで金銭感覚が鈍ったことで、欲しかったわけでもない他の商品にも誘惑されて気がつくと大量の商品を両手に抱えて帰宅していた。
もし、その場で全てのものを買わずに、家に帰って一度冷静に考えていたらどうなっていたと思いますか?
少なくとも大量に購入した商品のうちの一つや二つは、先ほどのときと同じようには購入しなかったでしょう。冷静になってよく考えたあとに、何度もその商品のことを思い出すのであれば、それは本当に必要なものだといえるでしょう。
衝動買いを抑えるための行動③いまの持ち物を見直す、断捨離をする
自分の持ち物は定期的に見直していますか?
ものを購入するということは、家のなかにものが増えるということ。もしかすると、買い足さなくてもいま持っているもので十分足りているかもしれません。
欲しいものを新たに探すのではなく、家の中にあるものでまだ使えるものはないか、もしくは代用できるものはないか隅々までチェックしてみてください。
買ったことを忘れていた洋服、タグがついたままの商品、使い道がない小物などが眠っていませんか?ものを増やす前に、まずはいまの持ち物を見直して、いらないものは思い切って処分しましょう。
いきなり捨てることに抵抗があるという人は、他の人に譲る、リサイクルショップやフリマアプリを利用するといった方法もおすすめです。
また、不要なもので溢れていると、それだけ収納するためのスペースも必要だということ。いらないもののためにこれまで無駄なスペースを確保していたことに、ハッと気付かされるでしょう。
まとめ
今回は、衝動買いを抑えるためにするべき行動について大きく3つお伝えしました。
欲しいものがたくさんあるということはとても素晴らしいことですが、いまの自分に本当に必要なものなのか、いま持っているものでは事足りないか、一度ゆっくりと振り返ってみてください。
あなたの心を満たしてくれるのはものだけではありません。普段から衝動買いや無駄遣いを抑えるために考え方を見直し、健康のためや投資、家族との思い出など、ものには替えられない「自己投資」や「経験」にお金を使ってみるのもいいかもしれませんね。